症状を改善する治療法
治療の目的は痛みなどの症状をとることと原因を解消すること
病院で顎関節症だと診断されると治療がはじまります。
主な治療方法は
- 顎関節症の原因となっている悪習慣やその背景を自覚させて、クセを直したり背景を変えるようにさせる
- 患部を温めたり冷やしたりして痛みを軽くする
- 口の開け閉めやあごを動かす運動の指導
- 歯列を覆う道具(スプリンターやプレート、マウスピースなど)を装着して、歯ぎしりやくいしばりの影響を防ぐ
- 痛み止めや固まった筋肉をゆるめる薬を服用
- 噛み合わせ治療(噛み合わせの改善で症状が緩和すると思われる場合)噛み合わせの治療法の情報もあとで紹介します。
- 症状が改善されない場合には手術
症状にあわせて原因を解消する治療と痛みなどの症状をやわらげる治療とが組み合わされます。すごく痛い治療や難しい運動のようなものがあるのかと思ったのですが、手術を除くと必ずしもカラダの負担が大きいとは思えませんね。軽い症状の人は運動療法だけで改善されることもあるそうですが、残念なことに、どの治療法が最も効果的であるかがわかっていません。ただ、治療期間は長くなるという覚悟だけは必要なようです。
病院で指導を受けながらセルフケアを
実は治療で最も肝心になるのは、セルフケアです。
主なセルフケアは、
- 歯を接触させない。上下の歯が接触するのは物を噛むときだけにする
- くいしばりをしないようにする。スポーツ時も注意。
- 硬いものは食べないようにする
- 無理して口を大きく開けない
- 冷湿布、温湿布
- あごの筋肉が痛むときは軽いマッサージ
- 姿勢は正しく。同じ姿勢を長時間続けない
- うつ伏せ寝をしない
- 口の開け閉め、あごの横動かし、肩・首のストレッチなどであごと周辺の筋肉を動かす。
- リラクゼーション。ストレスを避ける
- ウォーキングや水泳などの全身運動をする
- 頬杖をつかない
- 食べ物は両奥歯で噛む
などあごに負担をかけないようにする
あごの関節に負担をかけている悪習慣やくせ、背景などを取り除くセルフケアが、無理をしない範囲で指導されます。?セルフケアと共に治療を根気よく続けることが重要だそうです。